経口避妊薬の一種のプラノバールの服用間隔

継続的に毎日決まった時間に服用することによって、避妊の効果があるという経口避妊薬は、わが国でも徐々に広まりつつありますが、こうした薬剤は避妊という目的以外にも利用することが可能です。たとえば、プラノバールは経口避妊薬のなかでも中用量ピル、要するに成分として含まれている女性ホルモンの卵胞ホルモンの量が50マイクログラムというものですが、月経前症候群、生理不順、月経困難症、子宮内膜症、無月経などといった、女性ホルモンがかかわるさまざまな病気を改善するために処方されるものです。もちろん、避妊の目的で使用できないこともないわけではありませんが、プラノバールは婦人病の改善が目的で、避妊のほうはさらに卵胞ホルモンの含有量が少ない低用量ピルとよばれるもので行うというのが一般的となっています。
このプラノバールの服用間隔についてですが、どのような症状を改善するためにも位置目のかによって、当然ながらその服用間隔も異なってきます。たとえば、生理のときにはげしい下腹部痛、体のだるさ、頭痛、吐き気、嘔吐などがおこり、仕事や学業にも差し支えが出るという症状の月経困難症の治療にプラノバールを充てる場合ですが、1日1錠を原則として、生理の周期の5日目から飲み始めて、約3週間ほど連続で使用するというのが、服用間隔としては標準的なものとなっています。
こうした服用間隔を守らなかったり、一度に大量に服用したりすると、かえって薬剤の副作用によって、吐き気や頭痛などの症状がひどくなってしまうことも想定されますので、継続によってだんだんと女性ホルモンをととのえるという意識をもって、指示どおりに服用するのが望ましいといえます。